人間関係に目が向いている状態について
大学を卒業して、商社で働き始めたのですが、30歳になって職場の同僚と結婚したため円満退職し、別の会社に転職しました。
社内結婚がダメというわけではなく、そのまま同じ職場で働き続けることもできたとはいえ、夫婦が別々の地域に転勤になることもあり得たので、妻の私のほうが転職をしました。
転職先は新宅からも近く、残業がない仕事なので定時には退社して家に帰り、家事をこなすことができます。
残業がない割にお給料は前の会社とほとんど同じなので、その点では不満はありません。
ところが、新しい職場は外資系のせいか人間関係がとてもドライで、性格に合わないと感じています。
仕事内容は自分に合っていますし、将来のためのスキルを積むこともできる環境なので簡単に辞めようとは思いません。
前勤めていた会社には同性の友人も多く、一緒にランチを食べに行ったり休日にはお茶を飲んだりと楽しい時を過ごしていました。
ところが、転職先の人たちは仕事をこなすことだけが目的で、仕事内容以外のコミュニケーションがありません。
冷ややかでドライな人間関係ばかりに目が向いてしまい、仕事にも集中できないような状態です。
どのような打開策があるでしょうか?
自分をさらけ出して動くことが必要
職場というのは、実際にアルバイトなどをしてみて社風を確認するのなら別ですが、働き始めないと自分に適した雰囲気なのかどうかが確認できないことが多いものです。
特に転職の場合には、お給料は上がっても職場の人間関係が合わなくて悩んでしまうケースをよく見かけます。
新しい職場の人間関係がドライでコミュニケーションがないということでしたら、職場で自分をさらけ出してみてはどうでしょうか?
自分の趣味をアピールするために、関連性があるグッズをデスクの上に飾ってみれば、意外と共通の趣味を持つ同僚が見つかるかもしれません。
人間関係がドライということは、趣味や自分の生活をメインに楽しんでいる人が多いということかもしれませんので、案外と打ち解けておしゃべりができるようになるかもしれません。
職場は仕事をするための場所だと割り切ることも大切
もともと、どうして自分が転職をしたのか考えてみることも大切です。
新しい結婚生活を楽しむために、残業がなくてしかも家から近い職場を選んだのだとすれば、仕事が終わったらさっさと退社して家事をするなり、自分の趣味に打ち込むことも可能なわけです。
新しい同僚が入社してくれば会社の雰囲気もまたガラッと変わるかもしれませんので、早急に解決策を考える必要はないと思います。
まずは新婚生活を大切にして家事を充実させることに重点を置きましょう。
仕事にもまじめに取り組んでいるうちに、新しい道が開けてくるはずです。