イライラするのは自律神経の乱れですか?
仕事を持つ主婦です。
最近、些細なことでイライラします。
たとえば、職場で同僚と意見が合わなかったり、上司の言い方にカチンときたりすることが多いです。
また、家でも言うことを聞かない子供の態度や、子育てに協力しないのに、口出しをする夫の言動、ママ友の感じの悪い態度など、数えたらキリがありません。
これって、自律神経の乱れでしょうか?
自律神経の乱れの症状にイライラもある
確かに、イライラしやすいことは、自律神経の乱れに関係はあるかもしれません。
ここで、自律神経の乱れが起こす症状を挙げてみます。
疲れがとれないということや、頭痛、微熱や低体温などがありますし、不眠や耳鳴り、喉の異物感が口の渇きもあるでしょう。
その他には動悸や息切れ、吐き気や胃の不快感もありますし、頻尿や手足の異常、筋肉のこりや皮膚の異常もあります。
そのために引き起こされる疾患もご紹介しましょう。
ストレスや過労による神経性胃炎や耳鳴りや難聴になるメニエール病、下痢や便秘を繰り返す過敏性腸症候群があります。
こういった症状があるかどうか見極めて、気になる場合は医療機関を受診してください。
イライラしやすい時を考える
イライラしやすい時期を、考えてみることも大事です。
実は、女性は生理の1週間前の「黄体期」になると、イライラしやすい傾向があります。
この状態は月経前症候群、またはPMSです。
その理由は女性ホルモンにあります。
脳下垂体という女性ホルモンを司る器官は、視床下部という自律神経をコントロールする機関の下にあるので、月経前のホルモンの変化のために自律神経が乱れるのです。
そのため、月経前は特にストレスを抱えないように、ゆったりとした生活を心掛けましょう。
自律神経を整える方法とは
では、自律神経を整える方法をご紹介します。
まずは「腹式呼吸」です。
お腹を膨らませるように、息を鼻から吸い、口から吐くときは逆に、お腹をへこませます。
この動きをゆっくり行うと、心身共にゆったりとして自律神経が整います。
呼吸を整える「ヨガ」もおすすめです。
特におすすめのポーズをご紹介します。
まずは「猫のポーズ」です。
四つん這いになって背骨をそらせ、次に丸めるという動作を繰り返します。
背骨全体が動くので、ゆがみが改善するでしょう。
次は「魚のポーズ」です。
仰向けに寝て、胸骨を上に出すようなポーズを取ります。
そして、恥骨から喉までを弓なりに曲げましょう。
こうすることで、背骨すべてが収縮するのを感じたら、肩甲骨の左右を寄せて体をオープンにしたような形にします。
このようにすると、首や肩の周辺や背中全体の歪みが改善されるでしょう。
こういった動きは夜に行うと、入眠効果になります。
お試しください。