お金に困ったときの相談先
40歳で一人暮らしの女性です。
家は賃貸のマンションで、貯金は200万円しかありません。
勤務している職場の賃金は安く、手取りの金額は毎月18万円程度です。
家の家賃を払い、光熱費なども払うと手元に残る金額はわずかで、貯金にまわすゆとりもほとんどありません。
これから先結婚することもあまり考えられないので、自分で老後の計画を立てなければなりませんが、今のままの生活では持ち家もなく貯金も乏しく、とても不安です。
こんな時には誰に相談したらいいのでしょうか?
相談する内容を明確に
金銭的な面で先行きが不安だと言うことですが、将来的にどんな貯蓄計画を立てたらいいのかを知りたいのであれば、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談するのがおすすめです。
FP技能士というのは国家資格で、税金や年金、保険などに関する知識を持ち、ライフプランの設計をしてくれる人のことです。
より良い生活ができるように相談者のヒアリングを行い、ライフスタイルや収入の状況などから最適なプランを提示してくれます。
将来、お金に困らないような生活をしたいけれど具体的な方針が立てられないという人は、ぜひファイナンシャルプランナーに相談してみましょう。
この際には、ただ漠然と「将来、経済的に困らないようにしたい」というだけではなく、「○○歳までは働くつもりだけれど、できればマイホームを持ちたい」など、具体的な相談内容を準備しておく必要があります。
保険に関しても、数ある商品の中から現在の生活に最適なものを選んでくれます。
保険には「定期保険」「養老保険」「終身保険」の3つのタイプがあり、経済状態や自分の希望する将来によって選び方が違ってきます。
独身で将来も結婚するつもりがないと言うのであれば、その点も明確にファイナンシャルプランナーに伝えてライフプランを作成してもらいましょう。
ファイナンシャルプランナーに相談した場合の料金は、1時間5,000円から10,000円が相場です。
借金で困っている場合には
もし借金で困っているような場合には、「国民生活センター」にまず最初に相談してみましょう。
国民生活センターというのは借金などの相談に無料で乗ってくれるところで、適切なアドバイスをしてくれます。
ただし、消費者金融などと直接交渉してくれるわけではありませんので、借金が返せなくて困っているような場合には弁護士や司法書士に相談しなければなりません。
弁護士や司法書士に相談するとお金がかかりますが、減額報酬制などを取っている事務所であれば前もって費用を払う必要がありません。
借金の問題は一人で悩んでいてもらちがあきませんので、早めに専門家に相談するようにしたいものです。
悪質商法に引っかかったような場合には、消費者ホットラインもオススメです。