結婚式後のお礼ってどうすればいいの?

結婚式のお礼

念願かなって、式までこぎつけたはいいが、ここまでの道のりを考えると感慨深いものがありますよね。
今はプランナーとのやり取りで、結婚式はある程度お任せできますが、やはりベースは自分たちで考えなければならないもの。
誰を呼ぶのか、また席決めなども難しく、スピーチの順番や料理をどんなものにするのか。
挙げればきりがないぐらい、結婚式は精神的にも身体的にも負担が多いものです。

無事披露宴が終了しても、これで終わりではありませんよね。
一番大切なのは、式後のマナーとして、感謝の気持ちを各人に伝えなければなりません。
さらに、どのようなタイミングでお礼を差し上げるのか、まだまだ終わりが見えてきません。

職場の方へのお礼

退職するにしても、勤務続けるにしても、職場の方へのお礼は大変気を使うものです。
今後のお付き合いもありますし、マナー違反にならないよう、十分に気を配って返礼する必要がありますね。
職場関係の方には、職場の上司を始め、先輩/後輩/同僚などをゲストとして呼ぶケースが大半です。

お礼の仕方を間違えてしまえば、後々関係悪化になりかねないので、特に先輩や上司方には、間違いのないような対応が必要ですよ。
また、上司以外の方々には、結婚式の役割をお願いされることも多いかと思います。
マナーとしては、上司には手紙やはがきでお礼状を送ります。
また、余興やスピーチを行ってくれた人には、式の終わりには丁寧にお礼するのが無難と言えるでしょう。

友人ゲストへのお礼

会社関係ではなく、友人たちの場合、長年懇意にしていることも多く、あまり無礼にならないような注意が必要です。
そこは、やはり「親しき仲にも礼儀あり」というように、ほかの方たちと同様に、マナーをしっかりと守ることを心がけましょう。
友人たちの場合は、気軽なお付き合いということもあり、直接会ってお礼することもありますし、遠方の方ならメールだけで済ませる場合もあります。

少しぐらいマナーから外れても、許してもらえるのが友人関係のよいところですが、あまり羽目を外してしまわないよう注意しておきます。
また、今後の付き合いもありますので、お礼もあまり軽過ぎないようにしましょうね。

両家の両親や親族へのお礼

自分側の両親や親族の場合、さほど気がねないのですが、問題は相手側の両親や親族に対して、対応を誤ってしまえば、取り返しのつかないことにもなりかねません。
なぜなら、式が終了しても、新郎新婦が2次会などに、誘われることも多いからです。
ご両親の場合は、落ち着いたらまず電話を入れておき、結婚写真ができたら、改めて実家に訪問するのが適切です。

親族の場合は、お礼状や電話などで、しっかりとお礼を述べましょう。
また、手紙に写真をしたため、お礼状として贈るのもよいでしょう。
注意点としては、年配の方にとって、ぶしつけと思われやすいメールはやめておいた方が無難ですよ。